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メタバースとは? 「絶対に知っておきたいメタバースの基礎知識」を徹底解説!

2022年2月8日

・最近良く聞くメタバースってなんなの?
・メタバースって何に使われてるの?
・NFTとはどういう関係なの?

こんな悩みを解決します。

そこで本記事では、メタバースの基本的なことを知りたい方向けに「絶対に知っておきたいメタバースの基礎知識」を紹介します。

最近では、Facebook社が社名を「Meta」に変えたことで話題になりましたよね。

他にも大手企業がメタバースへの参入や投資を始めてきており、これからますます注目されいくでしょう。

本記事の具体的な内容は、次の通りです。

・メタバースとは?
・メタバースが注目されている理由とは?
・メタバースでできることは?
・メタバースとNFTの関係は?

私は2021年11月よりNFTに興味を持ち、仮想通貨・NFTアートを購入したり、日々NFT・メタバースの勉強をしております。

そんな僕の失敗と経験をふまえて、メタバースの基本的な特徴や仕組みを紹介していきます。

本記事を読めば、メタバースの基礎を理解することができ、その後ゲームなど活動の場を増やすことができると思います。

①メタバースとは?

まず、メタバースについて知っていきましょう。

メタバースとは簡単に言うと、

インターネット上の仮想世界・仮想空間を指します。

本格的なメタバースが構築されれば、現実世界で存在する、モノ・カネなど私たちの概念が仮想空間の中で実現し、人とのコミュニケーションがそのメタバースの中で可能となるのです。

みなさんは「あつまれ どうぶつの森」を知っていますか?

「あつまれ どうぶつの森」=「あつ森」は個性豊かなどうぶつたちと、新たな住民として引っ越してきた「あなた」がゲームの中で生活をするひとつの「メタバース」と言い換えることができるのです。

「あつ森」=メタバースと言えるのです。

他にも有名どころでいうと、サマーウォーズのOZの世界もそれですね。

つまりメタバースとは、

インターネット上の仮想世界・仮想空間であり、自分の分身となる、「アバター」を介して、仮想世界・仮想空間に入り、他人の分身(他のアバター)のアバターとコミュニケーションをとることができるのです。

メタバースの意味とは?
「メタ(meta)」は「超越した」「高次の」という意味。
「バース」は「ユニバース(universe:宇宙)」という意味。
メタバースとは、この2つを組み合わせた造語なのです。

なるほど。
何となくわかってきたけど、
何で最近メタバースが注目されるようになったの?

それでは、解説していきますね。

②メタバースが注目されている理由とは?

理由はいくつかありますが、今回は大きく3つに分けて紹介します。

①VRデバイスの普及

まず一つ目の理由は、VR技術が進歩したことにより、普及が進んだことです。

特にVRデバイスが近年安価になったこと、軽量化が進んだこと関しては、インパクトがかなり大きいと考えられます。

また、完全ワイヤレスのVRデバイスが販売されるようになり、軽量化に合わせて、誰もが違和感なく使用できるようになったのも、格段にレベルが上がったと言える理由です。

②大手有名企業の参入

2つ目の理由は、大手企業がメタバースへの参入や投資を始めてきていることです。

例えばFacebookは、仮想3次元空間「メタバース」構築に積極的に乗り出しています。

日本円で総額1兆円を投資し、社名も「メタ(Meta)」へと変更してますよね。

また、Microsoftは「メタバース」のサービスやツールの開発を進めており、最近では大手のゲーム会社を約7.8兆円で買収していたりします。

③NFTの普及

そして3番目の理由が1番大きいかもしれません。

それは、仮想通貨・NFTの注目が高まったことです。

仮想通貨やNFTはメタバースとの親和性がかなり高く、メタバースの知名度アップに大きく貢献しております。

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NFTによりデジタルデータが偽造・複製ができなったことにより、メタバース内での活動や制作物が安心して取引できるようになりました。

そしてその売買は仮想通貨で行われます。

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今後はこうしたNFTを用いた経済活動が、メタバース上で、今以上に活発に行われるようになると言われております。

何となく意味はわかってきたけど。
メタバースって具体的に何ができるの?

それでは、メタバースで出来ることを解説していきましょう。

③メタバースで出来ることは?

メタバースでは、現実とは別の仮想世界・仮想空間内のコミュニケーションの場として、他ユーザーとの交流や空間の共有ができるという特徴があります。

その為、様々なことが可能になっています。

今回は大きく「ビジネス編」と「エンタメ編」に分けて解説していきます。

①ビジネス編

ビジネスとしては、リモートオフィスを始め、リモート会議、社内研修、交流を目的とした展示館など商業活動も行うことが可能です。

・リモートオフィス

在宅勤務でも仮想世界・仮想空間を共有することで、社員同士のコミュニケーションが取りやすくなります。

・リモート会議

リモート会議は今でもZOOMやTeamsなどで行われていますが、共有できる資料はPDFデータや、動画くらいです。

しかし、メタバースであれば離れていても共同作業が可能になります。

今以上に共同で資料をアップデートしながら議論を進めることができるのです。

社員それぞれの「アバター」が対面しているかのようにリアリティのある会議が可能な為、より生産性のある会議になることは間違いありません。

・社員研修

社員研修は今までは、本社など特定の場所に集まって進められるものでした。

しかし昨今の新型コロナにより、感染対策のためにリモートで進められるケースも多くなりましたね。

ただ、オンライン通話などではリアリティに欠け、対面時の密接なコミュニケーションが取れないなどの理由で、社員のモチベーションが上がらない、また新入社員や中途社員の人たちが馴染めないなどの弊害が見られました。

メタバースであれば、社員同士が集結しているような体験をしながら、リアリティのある社員研修を進めることができます。

むしろ、現実ではできないような仮想上のコンテンツで、対面での研修以上に実りのある研修を展開することが可能となります。

・商業活動

またメタバース上では商業活動ができます。

現実世界とかだと、ビックサイトなどで行われているビジネスフェアなどがそれです。

これをデジタルコンテンツや仮想空間内の土地・現実の商品などをメタバース内で紹介したり、そのまま売買することが可能となるのです。

「エンタメ編」

エンタメとしては、

例えば友人間で、仮想空間を探索したり、会話を楽しんだりするコミュニケーション。

他にもゲームやライブ、最近話題のNFTアートの展示会などを楽しむことが出来ます。

・コミュニケーション

アバター同士が交流するシステム自体は、以前から存在しましたが、今後はより自由で高度なコミュニケーションが可能になります。

仮想世界上のコンテンツの共有や、物品の売買など、多種多様な交流がアバター同士で展開できるようになります。

・ゲーム

VR・AR技術の進歩によって、仮想空間でアバターを使った現実に近い感覚のゲームを楽しめるようになりました。

そのため、限りなく現実に近い映像体験が可能となります。

先ほどの「集まれどうぶつの森」を始め、EpicGames社より2017年から配信されているシューティングゲーム、「フォートナイト」やクラスター株式会社によって運営されている、「Cluster」など様々。

スマートフォンでは「Pokémon Go」もメタバースと言えるかもしれませんね。

・イベント

バーチャルイベントについても、圧倒的にできることが広がります。

より非現実的な環境を、より臨場感を持って参加者に提供することで、顧客体験を高めることが可能に。

例えば、アバターを使ったライブやイベントを開催できるようになっています。

フジロックフェスティバルでも採用されていたり、「RADWIMPS」など有名なアーティストもバーチャルライブを実施しております。

また、NFTアートの展示会なども最近増えてきております。

最近ではNFTクリエイター約300人の作品を展示する「NFT FESTA」が開催されておりました。

この展示会では、NFTアートが展示されており、その場での売買が可能となっている。

最近のNFT業界のなかで特に盛り上がりを見せているのが、NFTアート市場。

このように、NFTを取引するためのマーケットプレイスが存在し、暗号資産(仮想通貨)だけでなく、クレジットカードで支払いができるNFTマーケットプレイスも増えてくると言われている。

メタバースでできることをイメージする際に、
1番わかりやすいのは、細田守監督の作品『サマーウォーズ』かもしれません。

サマーウォーズ内に出てくる「OZ(オズ)」がそれです。

インターネット上の仮想空間「OZ(オズ)」では自分の分身となる「アバター」を作成し、仮想空間上で全てのインフラの支払いが済んでしまう世界です。

現実世界をより快適にするものとして親しんで使われていましたね。

※気になる方は是非映画を視聴してみてください。

NFT との関連性

それでは、メタバースとNFTとの関連性を解説していきます。

まずNFTといわれて思い浮かべるのはNFTアートですよね。

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NFTアートは希少性・唯一性が担保されており、資産家することが可能です。

これまでのデジタルデータは誰でも簡単にコピーすることができ、それゆえに価値が付きませんでした。

しかし、NFTであればブロックチェーン技術により、

データの「希少性・唯一性」が証明できる為、NFTアートに希少性や唯一性を担保でき、データに価値が付くようになったのです。

これは同じく、メタバース空間の土地や建物も同様に可能となります。

このようなNFTをメタバースに活用することで、メタバースの可能性を拡張できるということですね。

実際にNFTが活用されている事例を見てみましょう。

・土地
・建物
・デジタルアート
・ファッション
・音楽など多岐にわたっています。

特定のNFTを所有している人のみ出入り可能な土地や建物を作ったり、NFTの所有に応じてメタバース上で受けられるコンテンツやサービスを展開したりすることで、楽しみ方が多種多様となっています。

またNFTの技術により、メタバースでの秩序を構築するにあたっても飛躍的に可能性が広がります。

このように、NFTがメタバースに与える影響は非常に大きく、今後のさらなる発展に必要不可欠な技術であると言えるでしょう。

⑤まとめ

本記事ではメタバースをわかりやすく解説しました。

今後メタバースの市場は成長をする見込みですが、必ずしも成長するとは限りません。

ただし、大手企業の各社がメタバースに力を入れ始めており、今後市場は盛り上がる可能性はかなり高いと言えます。

メタバースはただのゲームなどの娯楽ではなく、

ビジネスとしても活用できるため、動向を追うことをおすすめします。

投資のチャンスは多く残されているので、ぜひ早めに挑戦してみてはいかがでしょうか。

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